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特定非営利活動法人ふれんどしっぷASIA

フィリピン報告会を開催しました

去る10月8日にJICA市ヶ谷(東京)で行った
フィリピン体験学習2012の報告会をレポートします

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今年は8月11〜19日の日程で、過去最多の10名が参加しました。
参加者の内訳は、いつものふれんどしっぷASIAスタッフメンバーに加え、
初フィリピンの大学生4名+16年ぶりのフィリピン訪問で、息子連れのお父さん。
実にバラエティ豊かなメンバーとなりました。

今回は初フィリピンの大学生+親子の発表を特にレポートします。

1.フィリピンへ行く動機を聞いて…

大学生メンバーが口を揃えて言っていたのが、
「大学生になって何かをしたい」と感じていたとのこです。
その一方で、具体的には決まっておらず、
何となくふれんどしっぷASIAのフィリピンツアーに参加してみたそうです。

これを聞いて、ふれんどしっぷASIAに参加した頃を思い出し、懐かしく感じました。
僕自身も2005年に活動を始めたころ、大学1年で、
「何か自発的にやりたい」と思う一方、
大学の授業の単位目当てで、参加したのも事実でした。

2.フィリピンに行って、何を感じたか?

大学生の発表から出てきた話題は大きく3つでした。
(1) 衛生面 トイレや温かいシャワーがない。マニラの空気が悪い。
(2) 経済面 都市部と農村部の経済格差や、個人対個人でも貧富の差が激しい。
(3) 教育面 貧困家庭の子どもは学校へ続けて通うことの困難さ

大学生メンバーはフィリピン農村部のごく一般的な家庭にホームステイしたので、
カルチャーショックを受ける部分(特に、トイレの問題)も多かったようです。

そうしたフィリピンの現実を見る中で、
「自分は何かできると思ってやってきたけど、それは大きな間違いで恥ずかしかった。
しかし、重たい現実がある中で、自分には何ができるかを考えていきたい。」と
大学生メンバーの一人が話していたのが印象的でした。

しかし、フィリピン人が持つ明るさやホスピタリティについては、
「日本人に今足りないもの」と、皆が共通認識し、
今後の自分自身に必要なものと感じているようでした。

「マニラのROW(車いす楽団)の人たちがハンディキャップを持っていても
いきいきと生活している姿が印象的」

「ホームステイでは、歌っていると近所からも人が集まって合唱したことに
感銘を受けた。一体感がうらやましい」

「体調不良で自分が休んでいたときに、
初めて来た人間にずっと介抱してくれたことに感謝している」

また、学生の学習意欲や目的意識の高さを見て、
普段授業で寝ているという大学生メンバーは反省したとのことで、
これからの大学生活でもぶれない目標をもちたいと決意表明をしていました。

それを聞いた僕も大学生のころを思い出し、耳が痛くなりました…。
というか、今も目標意識が高くない…。

その他にも、こんな意見がありました。

「鶏をと殺する機会があったが、食事に対しての感謝の念を感じる機会になった」
「何かを信じること(フィリピンではカトリック)が大切」
「英語ができなくても、自分から何か伝えることが大切だと感じた」


そして、報告会の締めくくりとして、
16年ぶりにフィリピンを訪れ(当時は大学生)、
今回息子を連れてやってきたお父さんが、今回参加の動機を話してくれました。

「国際関係について、あとで振り返ったときに「これが原点」となるような
"何か"を息子にさせたかった」
「あまり自分から考えを発しない息子に、自立心を伸ばしたかった」

そして、フィリピンで息子の成長した姿を見られたことにお父さんとして、
言葉では表せない喜びに満ちた顔が印象的でした。

「普段何かをやっても途中で投げ出す息子が、ホームステイ先でチェスを負けていても最後までやった」
「ホームステイの家族が自分たちの雰囲気にあっていた。(フィリピンでは珍しく、静かな雰囲気)」
「息子が自ら、折り紙の教え方を伝えていたのが、父としてうれしかった」
「あまり交流できなかった息子とROWメンバーが帰国間際に、息子から別れの握手を求めていた」

お父さん自身も16年前に訪れた際に出会った仲間2人に再会できたことを、
本当にうれしそうに語っていました。
16年の月日が経っても、こうした切れない関係はとても素敵だと
今回間近で携われて、良かったなと僕は感じました。

最後に、父から息子への質問コーナーというものが用意されましたが、
なかなかおもしろかったのが、その掛け合いを紹介します。

父 フィリピンでは何がおもしろかった? 
子 わからない…。

父 フィリピンで出会った方で印象的な人の名前は?
子 忘れた…。

父 おいしいフィリピン料理は?
子 忘れた。

父 フィリピンは楽しかった?
子 うん

最後の質問だけしっかり答えられたことが今回の旅で、
一番大事なことだったのではないかと思いました。

僕は2007年から毎年フィリピンを訪れていますが、
今年はコーディネーターのような新鮮な気分でのフィリピン訪問になりました。
そんな立場だったので、現地ではあまり人々と 深く関わることができませんでしたが、
今回参加してくれたメンバーの発表を聞いて、 サポートできてよかったと感じています。

また、今回の報告会の司会を務めたT氏には脱帽です。
今回の初日、成田発の飛行機に寝坊で乗り遅れるという前代未聞の珍事件をやってくれたT氏ですが、
翌日には何食わぬ顔で現地までやってきてしまうそのハングリー精神と
報告会でもこの事件の自虐ネタを交えつつ、
発表者への心配りとスムーズな司会進行に脱帽です。
ありがとう、Tさん!僕はこのことを一生忘れません!!

他にも、マニラの洪水被害直後での日程で、
一時は開催自体を心配することもありましたが、みんな無事に帰って
こうして報告会で再会できたことを幸せに感じます。

来年以降もこうしたフィリピンへの活動は続けていきたいですし、
今回一緒に行った仲間とは今後も絆を深めていければと思います。

(こばやし)


(小学校学用品支給プロジェクトの報告もしました)

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青山グリーンフェスティバルに参加しました

9月23日に青山学院大学(青山キャンパス)にて、
青山グリーンフェスティバルが開催され、ふれんどしっぷASIAも参加してきました。

一年に1回のこの日はあいにくの雨!(そして少し寒い)
いつもであれば、メインストリートでブースを出させてもらい、
マーチングバンドがあったり、ストリートを歩く人たちが多く行きかい、
盛り上がるのですが・・・。

この日は雨なので、メインストリートから記念館に移動・・・
天気も悪かったので、人の入りもいつもより少なく・・・(残念!)

しかし、ここ何年も毎年出ているので
以前もここ(ふれんどしっぷASIAのブース)に来たことあるのよ、と声をかけてもらい
毎年出てるから、少しは定着してるのかな、とうれしく思いました。

また来年ここでお会いしましょう!

フィリピン滞在中のはなし(楽器の演奏に挑戦!)

フィリピン滞在中の出来事です。

いつもマニラでは車イス楽団ROW(Rondalla On Wheels)の寮に
3,4日泊めてもらい、寮生やシニアメンバーと交流をしていますが、
今年はみんなが演奏する楽器(バンドゥリアとオクタヴィナ)の
演奏体験をさせてもらいました。

15分の時間で、日本人1名につきROWメンバー1名が先生としてついてくれます。
この限られた時間の中でどれだけ演奏できるようになるかのチャレンジです。

ギターの倍以上の弦がある楽器を手にするのもはじめてのことです。
ROWのみんなは何ということなしにいつも弾いているのですが
(手元を見ないで弾いたりするというのに!)
はじめて手にする日本人には、かなり大変・・・!

最初の話で日本人が弾けるようになるのもならないのも
教える先生の技術!なんて、言われたもんだから
先生役のメンバーも指導に力が入ります。


15分経ったあとは、一人ひとり発表会です。
審査員はROWのメンバー。

短時間で一番上手に弾けたメンバーには賞品もありました。


最後は日本人だけでもう一度演奏。

難しいチャレンジではありましたが、
これまで毎年行っていたときも試みなかった初めてのことで
楽しいチャレンジでした。



(みんなはニコニコしながら演奏する余裕がある)←日本人はいっぱいいっぱい。

フィリピンフェスティバルに行ってきました

9月1日、2日は山下公園横浜市)で
フィリピンフェスティバルが開催されました。
http://philbarriofiesta2012.weebly.com/index.html

まだフィリピンから帰国して、ほんの数週間だし、
日本にいながらフィリピンを感じようということで、
8月にフィリピンに行ったメンバー数名で遊びにいってきました。

山下公園の一角・・・そこはすでに、フィリピンでした(笑)
ステージでは、タガログ語で話すノリノリの司会者、
(私たちには何を言っているのか、さっぱりわからなかったのですが)
それに大盛り上がりのフィリピン人の人々!
それはそれは、すさまじい熱気でした。

フィリピンフードのブースも何店か出ており、
ミンダナオのチキン(お店のおじさんに言わせると「マニラのとは違うよ!」←しかし、それもよくわからなかったのですが)をおいしくいただきました。

そのほか、日本で働いているフィリピン人に有益と思われるブース
(たとえば、海外送金や国際電話など)が出ており、
私たちは、各ブースでもらえる販促グッズ集めを楽しみました。
今日一日で、Tシャツ2枚、ポロシャツ、タオル、折りたたみ傘・・・など
かなりの販促グッズをもらえました。

さて、ステージでは、有名と思われる歌手も登場し、
何かタガログ語で話すと、聴衆がドッと笑っています。
何を言っているかは、結局わからなかったのですが、
その場の雰囲気がかなり楽しめました。

唯一(?)聞きとれたのは、その方が突然日本語で
「おすぎとピーコの“ピーコ”」という言葉。
あれは、一体なんの流れでそんな話になったのか・・・謎のままです。

楽しい一日でした。


* * * * * * 

さて、フィリピンに行った私たちも報告会を開催予定です。

詳細決まりましたら、またここでご案内したいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

明日からフィリピン!

フィリピン行き、第一陣(3名)が出国したのは2日前のこと。
マニラで発生している洪水の影響で一時は出発が危ぶまれましたが、
無事にマニラに到着しました。
現地にいるROWメンバーからも、泊まる場所は浸水していないし、
収束にむかいつつあると聞いており、一安心しているところです。

明日、第二陣(7名)が出国します。
いい天気で、そしてすばらしい思い出が作れますようにー。

いってきまーす!


学用品プロジェクト2012(荷物到着)

フィリピン行きまであと少し!
そろそろスーツケースを出して、荷物をそろえだしたり、
お土産の用意をしだしたり・・・な今日この頃です。

第一弾が出国するのはあと5日後です。

グロス現地パートナーSDMでは、学用品プロジェクトの対象校に届ける
学用品の買い付けを完了し、たくさんの学用品が配達されました。

ちゃんと「FRIENDSHIP ASIA」の名前も入れてくれています!

350人以上の子どもたちへ届けるので、
荷物もたくさん!

とりあえず、壁の隅に片付けられました(笑)


再来週、学校を訪問予定です!