わたしとフィリピンのこと

現在、私は社会人5年目、金融機関に勤めています。
毎日、地域のおじいちゃん、おばあちゃんと話すこともあれば、
地元中小企業の社長と話をすることもあります。

老若男女問わず、お話することで、大変勉強になりますし、刺激になります。
将来こんなおばあちゃんになりたいなと思えるような
素敵な老夫婦に出会うこともしばしばです。

先日、新入社員研修に先輩社員として参加してきました。
自分としては、気持ちは20代前半のつもりでいたのに、
もう新入社員をサポートする立場になるなんて、若くもないのだなと痛感しました。

研修の中で、「新入社員からの質問タイム」がありました。
その中で、「先輩はなぜ営業職を志望されたのですか」と聞かれる場面がありました。

そのとき、内心ドキッとしました。

もともと、前に出るタイプでなく、どちらかというと控えめで自分自身、
営業職向きではないと思っていたからです。
私のことを昔から知っている友人たちもきっと同感だと思います。

しかし、私は営業職を志望し、何とか今まで続けてくることができました。
その一つには、フィリピンでの経験と関連があります。
(やっとフィリピンの話が出てきました!)

大学2年の夏、ふれんどしっぷASIAスタッフとして、
フィリピンへ初めて渡航し、緊張の中過ごした7日間。

英語もままならない私でしたが、フィリピンの友人たちは温かく迎えてくれ、
すぐに打ち解けて仲間に入れてくれました。
最終日の夜には、同世代の友人と将来についてじっくり話したことが
忘れられない思い出です。

そんなフィリピンでの体験は、私の中で色濃く残っており、
ある種の自信をも生み出してくれました。
文化や言語が異なっても、同じ目線に立ち、心の扉を開くことで
老若男女、国籍問わず、分かりあえるのだと。
これを実感できたことは私にとって大きな自信になりました。

どんなことにおいても、物事を進めていく上で、結局一人では何もできません。
ヒト対ヒト、相手とどれだけ分かち合えるか、だと思っています。
先日の新入社員研修で、ふとフィリピン体験学習での出来事を思い出し、
今につながっていると感じたので、ブログに書き起こしてみました。

これからも、一度しかない人生、様々な経験を重ねて
豊かな人生を送れたらよいと思います。


(おおはし)




今年の8月に、また新たなメンバーがフィリピンにむかいます。
みんなで楽しい旅になるかと思うとワクワクです!